中には私の英雄譚を聞いて、嘘だと疑うものもいる。信じるも信じないも勝手にすればいい。だが、事実を馬鹿にされるのはいささか気分が悪い。ともあれ、ジョンソンに私の友人がたくさんいると聞くと、意外と共通の知人でつながっていたりするため信じてもら…

やはり私はギャンブルに強い。正しくは、「勝負事全般」であるが。ともあれ、あまりにも大勝ちをしてしまったため、レクサスを購入してしまった。流石の私でも少し勇気のいる買い物だった。

私はよく度胸があると言われるが(自分ではそういう自覚はないが)、それが私にあるとするならばきっとスラムにいたことが理由だろう。毎日が戦争のようだった。一瞬たりとも気が抜けなかった。それが私の日常だったのだから、仕方ない。

私のペットはとても優秀だ。昨日も空き巣被害に合いそうなところを私に知らせてくれた。ただ追い払うだけだとなんなので、捕まえて説教をしてやった。ついでに味噌汁を振る舞うと、彼は涙を流して謝罪をした。

私の過去について人は知りたがる。若い女性であればあるほどだ。男はそういったところに無関心だから楽なんだけれども。ともあれ、昔私がケネディに勤めていたという事実はみんなにとって格好の話題のネタになってしまうため、自分から口にすることはない。

空を眺めているといつも昔のことを思い出す。妻と見た空もこんな色をしていたように思う。ともあれ、ゴダードの土産話で妻を口説き落としたのはここだけの秘密だ。機密情報が含まれるため、多くに知られるべきではない。

わざわざ口にするほどではないが、私は帰国子女だ。世界一周を始めた時も出発地点はロンドンだった。マクドナルドでアルバイトをしたことを今でも鮮明に覚えているが、向こうのサイズは本当に規格外だ。

またやってしまった。いわゆるオヤジ狩りにあったのだが、痛い目に合わせ過ぎてしまったのか、逆に私が警察のお世話になることになった。正当防衛だと思うのだが... テキサスで絵描きをやっていた時にも似た様なことがあったが、ただのジョークにしかならな…

ともあれ、マーシャルに私が滞在していた時の話をしよう。周りは森ばかりで正直退屈だと思っていたが、自然に囲まれて過ごす日々は人生において最高のひと時だったと言える。

私は高校生の時に世界一周をしている。いわゆるバックパックで多くのものを目にしてきた。インドに行くと価値観が変わるなどというが、あれは嘘だ。私はずっと私だった。

私は昔から勝負運が強い。自分でも驚くほどに。昔から勝負事で負けた記憶がない。甲子園でも実は優勝している。ともあれ、ギャンブルに溺れ過ぎている自分はあまり良くないのではないかと反省していることも確かである。ギャンブルに100%はない。

私の趣味の話をしようと思う。ギターとピアノ、そして夏はサーフィンとロッククライミングを嗜むのが私の趣味だ。よく変わってますねと言われるけれど、好きなものは仕方ない。私はいつも自分の好きなものにまっすぐだ。

私には妻がいた。とても美しい女性だった。私たちが出会ったのは星の見える綺麗な丘だった。まるで物語のような出会いだったと我ながら思う。ともあれ、私は妻と離婚することになった。まだ彼女は私のことを思ってくれているだろうか。

今日、電車の中でお年寄りに席を譲らない若者がいたので注意をしてやった。案の定逆ギレをされたが私は即座に言い返した。「チャック開いてるよ。」すると若者は顔を赤らめながら他の車両へ移っていった。あまりにも周りが拍手するものだから私も恥ずかしく…

私の人生は順風満帆である。成績優秀スポーツ万能。加えて容姿も鍛錬である。我が人生に敵なし。